森羅万丈

はてなダイアリー(~2017)から引っ越し、心機一転リスタートです。

時季変更権と裁量労働制

ダイアリーからブログへの移転第1号記事が、いきなり小難しい話なわけですが。

時季変更権とは編集

要するに、まったく休暇を与えないのはブラック確定なんですが、労働者が希望する時期に休暇を与えない事に関しては、法律上はグレーゾーンです。

むしろ、実際に裁判となった場合、雇える弁護士の戦闘力は個人と会社では雲泥の差があることを踏まえると、「ホワイトに近いグレー」と考えておくべきとも言えます。

思い浮かぶのが、このところ脚光を浴びているワード『裁量労働制』です。

裁量労働制とは編集

  • 実際の勤務時間と関係なく,あらかじめ決めた時間を働いたとみなし,給与を支払う仕組み.残業代カットの口実として用いられる制度である. 専門的な仕事,クリエイティブな仕事など,労働時間を管理することが適切でなく,その遂行の方法を大幅に労働者の裁量.. 続きを読む
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安倍晋三首相の答弁撤回や、厚労省による不適切な集計など、様々な問題が取り沙汰されてますが、もし適切な集計および条文を踏まえて法案が提出されたとしても、実際に制度を運用するのは現場(会社)である以上、時季変更権と同様の問題が津々浦々で発生するであろう事は想像に難くありません。

とはいえ、2015年に国会が大紛糾した安全保障関連法案(いわゆる安保法案。戦争法案とも)しかり、時の政府が前のめりに実現させようとしている制度がひっくり返る事態を期待するのも現実的ではありません。

世の中が大きく動きつつあるという現実を見据え、その状況下で如何にして立ち回るのか、もっと言えば「生き残るためにはどうするべきか」を考える時期に来ているのかとも思います。

それに対する回答を即座に用意できるほど弁が立つわけではないので、あくまでも「これから考える」という段階ですけれども…。

本当に「日本式経営=悪」「外国的経営=善」なのか

日本マクドナルドの業績改善を11月29日付けのウェブニュースが報じています。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12151-14206/@nifty
http://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.nifty.com/article/domestic/society/12151-14206/

また、この記事に対するツイートが、12月2日の10時現在、4万近くRTされてます。
https://twitter.com/ntrmk_stone/status/936441190206935040

しかし、このツイートで槍玉に挙げられている原田泳幸氏にしても、
元々は外資系企業を渡り歩いた経歴を買われて米国本社にヘッドハンティングされた後、
日本マクドナルド創業者である藤田田氏の「日本式経営を是正」するべく
CEO最高経営責任者)に就任しており、日本人かつ男性というだけで
日本式経営を象徴するかの如く扱うのは、無理があります。

もう一つ、マクドナルド 失敗の本質賞味期限切れのビジネスモデル【電子書籍】[ 小川孔輔 ]の中で述べられてますが、
同じく槍玉に挙げられた「目先の利益しか見ない経営」や「人件費カット」というのも、
当時、米国本社の大株主だったヘッジファンドが、持ち株を高値で売り抜ける目的で
日本の経営陣にも圧力を掛けたのが実情で、原田氏個人の経営信条ではありません。
すなわち、日本人や男性はコストカットしか頭に無いという捉え方は、
先入観に基づく明らかな誤りであると、指摘せざるを得ません。

はてなブックマークのコメントでは、ウェブニュース内でコメントする経済アナリストが匿名である事から
日本マクドナルドが賃金水準をアップした件そのものを疑問視する向きもあります。

米国本社は2015年に平均時給を引き上げており、日本も追随した可能性は高いです。
しかし、いわゆる実働部隊のフランチャイズ店員が恩恵を受けられるかは、別の話です。
ロイター通信は、今年に入って実施されたデモ活動について報じています。
https://jp.reuters.com/article/mcdonald-labourstrike-idJPKBN18L05H

別の記事(ブルームバーグ)は、業績回復はPokémon GOとの連携など、
キャンペーン効果が大きかったとも指摘しています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-14/OW7E6J6JIJUX01

最近ではポイントカード・電子マネー・クレジット決済を矢継ぎ早に導入しており
現金派以外の客層を掘り起こすことに成功したのも大きかったでしょう。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/13/news115.htmlITmedia
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/13/news115.html

ちなみに原田体制下でも、いわゆる「コーヒー革命」で集客力と利益率が高まり、
業界構造の革新に繋がると大いにもてはやされた時期がありました。
http://toyokeizai.net/articles/-/8789東洋経済オンライン)

日本マクドナルド現経営陣の功績や、賃上げの意義を全否定する意図はありません。
しかし、先のブルームバーグ記事内でも指摘されている通り、業績がV字回復した後に
あらためて成長路線に乗せられるかで、サラ・カサノバ現社長の真価は問われます。

今はまだ、的確な評価をするには、早すぎる時期なのです。

グリーへの措置命令がミリオンライブ終了の引き金となったのか

アイドルマスター ミリオンライブ!」更新終了が意味するもの
 “深く濃い”シリーズの異端児は何を遺したか

http://b.hatena.ne.jp/entry/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1711/05/news025.html

記事内で触れられている「GREEに対して行われた消費者庁からの措置命令」ですが、
7月19日付のITmedia記事で詳しく触れられています。

リアルライブのゲーム内抽選は、モバゲー産のシンデレラガールズでも行われており
モバゲーならセーフだけどグリーだからアウト、というのが事実であれば
ミリオンライブというコンテンツがあまりにも不憫ですし、
それこそモバゲーなり、他のプラットフォームに移すなりして
夢の続きを見せてほしいと、思わずにはいられません…。
 

ジャイアンツを去る村田修一に幸あれ

正直、「FA移籍は有り得るかも」程度の考えだったので、本当に驚きました。

鹿取GMによれば「FAでは補償が発生する。自由契約の方が選択肢が広がる。
これだけの貢献をしてくれた選手に、せめてもの誠意」とのこと。
幸か不幸か、チームはBクラスでクライマックスシリーズ不参加のため
今の時期から移籍先を堂々と探せるのを含めて、誠意といえば誠意でしょう。

おそらく当てにしているであろうマギーは本当に残留するのか、
内野手復帰する岡本は今度こそ一皮剥けるのか、気掛かりは尽きませんが、
何より、功労者である村田が新天地で活躍することを願うばかりです。
巨人戦で「恩返し」してもらっても一向に構いません、むしろ本望。

とはいっても、横浜と巨人以外のユニフォーム姿、まだ想像できません…
 

稀勢の里

本当に長かった。

貴乃花に次ぐ年少2番目の記録(18歳3カ月)で新入幕。
それと同時に、「稀な勢いで駆け上がる」という意味を込めて
本名から四股名を変えたものの、皮肉にもそれから足踏み続き。
話題先行、期待外れと、いったい何度、揶揄されたことか。

それでも、誰よりも諦めなかったのは、他ならぬ彼自身。
30歳を迎えた2016年に、優勝無しながら年間最多勝
そして遂に「ねんがんの てんのうしはいを てにいれたぞ!」
普通なら衰え始める年齢で、間違いなく、成長を続けている。

大関昇進力士の小結在位最多記録(12場所)。
幕内最高優勝未経験力士の幕内優勝次点最多記録(12回)。
大関昇進後の幕内優勝次点以下連続最多記録(30場所)。
たぶん、探す気になれば、他にも幾らでも出てくるはず。

でも、珍記録はもういらない。
10年後、40歳になっても平然と勝ち続け、優勝を繰り返し、
「いい加減に引退してくれ」と日本中から叩かれながら、
最多勝、最多優勝の記録を塗り替えてほしい。

1回目の優勝おめでとう。

2016有馬記念当日はクリスマス

だからといって特段に何かをするわけでもなく、平常運転で過ごす予定です。

予想も半端ない逆神状態なわけですが、一年の締めくくりなので、懲りもせず。
前年2着、前走2着、人呼んで「最強の2勝馬サウンズオブアース
完全な冬馬であることは疑いなく、鞍上もM.デムーロということで
一年越しで再び「空気を読まないイタリア人」呼ばわりされるかも。

でもまあ、普通に考えればキタサンブラックで仕方ないでしょう。
これで飛んだら、完全無欠の逆神を名乗れそうです。

それでは皆様、少しばかり早いですが、良いお年を。

2016牡馬クラシックは才能溢れる打ち出の小槌

2週間後は、全てのホースマンが憧れる舞台、日本ダービーの開催日です。

思い起こせば半年前、朝日杯FSでG1完全制覇を狙った武豊エアスピネル
わずか1戦のキャリアで臨んだリオンディーズが差し切り勝った時点では
ドゥラメンテの再来、クラシックはこの馬で仕方ない」と言われました。

ところが、そう簡単に事は進まないのが、クラシック戦線の面白さ。
ディープインパクト産駒のサトノダイヤモンドマカヒキ
共に重賞を含む3戦3勝で実力を見せ付けながら皐月賞に駒を進め、
リオンディーズを含めた「3強」というのが戦前の予想でした。

ところが、これらをまとめて捻じ伏せ、皐月賞を制したのは
これまたディープインパクト産駒の、ディーマジェスティでした。

ディープインパクト産駒と言うと、本人(馬)の現役時代の印象もあり
いかにも軽い馬場向きの気がしますが、血統の元を辿っていけば
その父サンデーサイレンスは、アメリカのダート競馬で活躍しており
パワー型の産駒が出ることは決して不思議ではありません。
一方、日本ダービーは馬場が替わる、というのは誰しも考えるところ。

しかも、皐月賞不出走のトライアル組も、これまた魅力たっぷりです。
青葉賞ヴァンキッシュラン京都新聞杯スマートオーディン
皐月賞組を「食う」という事態も十分に考えられます。

今週はヴィクトリアマイル、来週は優駿牝馬オークス)と
牝馬の戦いが続きますが、やはり日本ダービーの盛り上がりは格別。
あと2週間、しっかり動向を追いかけていきたいと思います。

個人的には「忘れた頃のエアスピネル、人気薄の武豊」に注目です。