森羅万丈

はてなダイアリー(~2017)から引っ越し、心機一転リスタートです。

大田泰示は今年こそブレイクするのか

早いもので、2月も中旬、春季キャンプも折り返しの時期。
庶民が日々の慌ただしさに追われている間にも、
時間は刻一刻と過ぎていくという現実を思い知ります。

それはさておき、紅白戦が始まったタイミングで、大田泰示の評価が急上昇。
宮崎キャンプ最終日となる本日は、控え組から主力組に昇格するだけでなく、
阿部慎之助を差し置いて4番で起用される見込みというのですから驚きます。

2012年の7月、ということは2年半も前の話になりますが、
元選手・コーチの篠塚和典氏が、大田が伸び悩む要因について
指導内容を理解する力が無いのだとスポーツコラムで酷評していました。

しかし、偶然かもしれませんが、昨年のキャンプで松井秀喜氏の指導を受け、
すかさず同シーズン中に実力覚醒の兆しを見せたことを踏まえると、
むしろ従来の指導に問題があったのではないかという気もします。

今年、一年間を通じてレギュラーとして活躍してくれれば、もちろん万々歳ですが、
まずは100試合程度、出場できれば、十分なステップアップという気もします。
まだ24歳ですし、巷で言われる「後が無い」等と煽るような年齢でもありません。

松本哲也や橋本到など、レギュラー定着を思わせた矢先に怪我をして、
復帰後は以前の輝きが失せている選手も少なくないだけに、猶更そう思います。
何はともあれ、「雨の日と自転車には気を付けて」と、肝に銘じてほしいですね。