森羅万丈

はてなダイアリー(~2017)から引っ越し、心機一転リスタートです。

2015年の巨人で「二軍の正二塁手」は誰になるのか

先日の奥村記事には、多くのアクセスをいただきました。(ありがとうございます)

記事を書いた際は、正直なところ「奥村はこれから大変だな」と思っていました。
内野の選手層は巨人よりも燕のほうが厚いという認識だったためですが、
思いのほか、燕ファンの方から好意的な意見を多くいただきましたので、
そう遠くない将来、燕での活躍が見られるかなと、楽しみにしたいと思います。

さて、ここから今日の本題に入ります。

虎の正遊撃手・鳥谷敬が、MLB挑戦を断念しての残留が決定したと報じられました。
一方、巨人の若き枢軸・坂本勇人は今年から新主将に就任することで、
懸念されていた「坂本MLB流出」の可能性は極めて低くなったように感じます。
(ひいき目に見ても、鳥谷でも駄目なのに、坂本にオファーが来るとは・・・)

そうなると、巨人の若手選手が現実的に狙うポジションは「二塁手」となるでしょう。
いきなり一軍の定位置を奪取するほどの逸材が現れてくれたら万々歳なのですが、
生え抜きでは寺内崇幸藤村大介、移籍組では片岡治大や井端弘和がいますし、
数年後はともかく、今年の時点でこの面子が総崩れするとは考えにくいので、
現実的には「二軍の正二塁手」争いが、若手選手の課題になるのかな、と。

たかが二軍のポジション争いと言ってしまえばそれまでですが、
奥村展征の燕移籍で、この「二軍の正二塁手」争いも混戦模様です。
昨年は遊撃手として起用されていた辻東倫を二塁に移して英才教育するのか、
入団当初に「犬より足が速い」と話題になった大累進が意地を見せるのか、
中日戦力外から巻き返したい吉川大幾が新天地で躍進を遂げるのか、
それとも、ファンが想像しなかった、思いもよらぬ選手のブレイクがあるのか。

昨年の二軍戦では、記録更新が視野に入ってしまうほどの連敗を喫しました。
その一因に、草野球レベルと野次られた内野陣の残念な守備があったことを踏まえると、
(自分でも時々「G+」で二軍戦を見ましたが、本当に残念な状況でした・・・)
繰り返しになりますが「一軍レギュラー」という理想へ背伸びするよりも先に、
基礎的な技術を、急がば回れの精神で、しっかりと身に付けてほしいと思います。